2023年1月1日主日礼拝ダイジェスト

聖書:エフェソの信徒への手紙1章15節〜23節

メッセージ「教会はキリストの体」

 

週報巻頭言 「2023年の最初の主日に」 藤井 秀一

主暦2023年を、共に迎えることができましたことを、主に感謝します。
新年を迎えると、この国では多くの人々が神社に初詣に出かけます。それは、神社の
祭る神に「礼拝」をしに行くためというより、どこの神社の神であれ、賽銭を投げいれ
て、自分の願い事を聞いてもらう神との「取引」のために出かけていると言えます。な
ぜなら「神への礼拝」の本質は、自分が神を動かそうとするのではなく、神の御心に自
分が従い、動かされることで、自分自身を神に捧げることであるからです。
2023年の最初の主日。今日もわたしたちは、その「礼拝」を主なる神に捧げます。
さて今日の主日礼拝では、今年度のみ言葉として3月の総会で選び取った、エフェソ1
章23節の言葉にあらためて耳を傾けます。
「教会はキリストの体であり、すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておら
れる場です。」エフェソ1章23節
教会とは、キリストを信じる人々の集まり。目に見えないキリストを頭として、共に
つながり、祈りあい支え合う共同体。キリストの体です。
かつて存在した、家族、地域の繋がり、支え合いの関係が失われ、むき出しの個人
が、さまざまな苦難に直面するようになったこの時代。キリストの愛と恵みの豊かさ
と、共に生きる喜びを知ったわたしたちは、キリストの体として、なにを選び取り、な
にを行うことが、今の社会において、主の愛の御心に適うことかを主に祈り、聴き、共
に主に従う道を歩んでいきたいと願っています。2023年もよろしくお願いします。

 

関連記事

  1. 「神の選び」 (2015年7月19日週報巻頭言 藤井牧師)

  2. ユース賛美集会のご案内

  3. 2024年2月11日主日礼拝ダイジェスト

  4. 「なぜ、わたしが」 (2015年12月13日週報巻頭言 藤井…

  5. 「わたしたちは神のもの」(2018年7月1日 週報巻頭言 牧…

  6. 「沈黙して神に向かう」(2017年8月6日週報巻頭言 牧師 …