「変化の時代を軽やかに」(2017年1月1日週報巻頭言 牧師 藤井秀一)

2017年を共に迎えることができましたことを心から感謝いたします。

今年は新たなアメリカ大統領が就任することもあり、国際的にも国内的にも不確実で、変化の大きな年となることが予想されています。

 それはわたしたちの身近な生活にも、何らかの新しい変化をもたらすでしょうし、教会においても、様々な変化に柔軟に対応していく必要が増えることでしょう。

その際、過去の経験に縛られて、従来のやり方にとどまるのは楽ですが、わたしたちは、せっかく主がこの時代に置いてくださったのですから、チャレンジしていくことを大切にしたいと思います。「枯れた木」は変化しませんが、「命のある木」は自然に変化成長していきます。わたしたちの教会には、主イエスの命が宿っています。

礼拝では、1月からルカの福音書に戻って、順にみ言葉に聞いていきます。変わることのない主イエスの命のみ言葉に聞き続け、祈っていきましょう。それがこの変化の時代を軽やかに生き抜いていく、わたしたちの原動力です。

R.ニーバーの祈り
神よ、変えることのできるものについて、

それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。

変えることのできないものについては、

それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。

そして、変えることのできるものと、

変えることのできないものとを、

識別する知恵を与えたまえ。

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