「命と希望の源 復活」(2017年4月16日週報巻頭言 牧師 藤井秀一)

何をやってもダメ。うまくいかない時があること。

取り戻せない失敗。やり直せない時間。なかったことにはできない罪があるということ。

わかっているのにやめられない。やらねばならないのに、うごけない時があること。

このままいけば、どんどん悪くなるとしか思えない状況があるということ。

だんだん老いていくということ。年々出来ることが減っていくということ。

やがて肉体は死を迎える、ということ。

限りあるわたしたちには、死から蘇らされたキリストの復活を、

そして自らの復活を必要とする理由が、実は山ほどあるのです。

「キリストの復活」は、私たちとって、空想話でも絵空事でもありえません。

まさに今、どのような人生のステージに置かれているとしても、

失望せず、今を生きぬいていく、命と希望の源なのです。

「十字架の苦しみ」は「復活の喜び」へと至る。

主イエスにおいて、天の神が明らかにした、この希望を知る人々による、喜びの祭典。

それがわたしたちのイースターです。

「神は、主を復活させ、また、その力によってわたしたちをも復活させてくださいます。」(1コリ6:14)

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