「沈黙の実り」(2015年12月6日 週報巻頭言 藤井牧師)

151129-03マザーテレサは、ご自分の活動を要約したことばを、小さなカードに印刷し、名刺として彼女を訪れる人々に配っていたのだそうです。

その名刺には、こういう言葉が書かれていました。

 

「沈黙の実りは祈り

 祈りの実りは信仰

 信仰の実りは愛

 愛の実りは奉仕、

 奉仕の実りは平和」

マザーは、その祈り、生活、奉仕への道を、まず自分自身を沈黙させることから始めます。それは、自分が話すのをやめなければ、聞こえてこない言葉があるからでしょう。大切なのは、わたしたちが何を言うかよりも、神がわたしたちに何を言われるかであるからです。

心を静め、沈黙し、神がわたしたちに語りかけておられる言葉を、今日も聞きとることができますように・・・

「民衆はザカリアを待っていた。そして、彼が聖所で手間取るのを、不思議に思っていた。ザカリアはやっと出て来たけれども、話すことができなかった」(ルカ1:21-22)

関連記事

  1. 主の祈り②御国が来ますように

  2. 「今、目の前の人をこそ」(2016年11月20日週報巻頭言 …

  3. 「召されたところで」(2017年8月20日 週報巻頭言 牧師…

  4. 2022年11月27日主日礼拝ダイジェスト

  5. 「共に冒険の旅をしている仲間として」(2019年3月31日 …

  6. 「福音という希望」(2016年11月13日週報巻頭言)  牧…