僕は7月29日から8月1日まで全国少年少女大会に参加させて頂きました。
今回のテーマは「エゴーエイミー~わたしはわたし!~」で、そのテーマは聖書のヨハネによる福音書6章16節~21節の「湖の上を歩く」という箇所からきています。
僕が大会中にたくさんのお話を聞いたなかで、特に心に残ったお話があります。それは、講師の岡山教会の梅田先生がプログラムの中でお話ししていたことで、「完全な者になりなさい」ということです。あなたが隣人を愛すように、隣人じゃなくても愛しなさい。自分が嫌われていても、自分が仲の良い人を愛すように、愛せるようになりなさい。という深いお話をして頂きました。僕はそのお話を聞いて、自分からはそんな風に人を愛せないのではないかな。と、戸惑いや疑問も持ちました。
大会では、その悩みを持ったまま帰って来るのではなく、その場で分団に別れて、リーダーや仲間たちと共に分かち合う機会を持つことが出来ました。
また、大会では自分自身という存在を見つめ直す機会、祈りを覚える機会、新しい友達と出会う機会、聖書について考えさせられる機会等々、たくさんの事を考えさせられる機会がありました。感謝します。
僕には、大会で変わったことがあります。以前の僕では有り得なかったことです。それは、もしも、心の中で「私は一人なんだな」と考えている人がいるのなら、もっと聖書の言葉を知ってもらいたい。神さまの愛を知ってもらいたい。と伝えたいと思ったこと。
進めない道を神さまは道にしてくださるのです。自分ではできないと思っていることを、きっと神さまは手伝ってくださるので、安心して「できない」で終わらせずに「できる」にしていこう。と思えるようになりました。
以前は何も考えずただ楽しんで教会に行っていただけでした。でも今回の全国少年少女大会で、いつもより聖書と触れ合う。たくさん賛美をする。たくさんのメッセージを聞く。当たり前なことだと思っていたことは、実は当たり前ではない。礼拝ができるということは、僕にとって幸せなことなんだな。と思える自分になりました。
たくさんのお祈りとお支えをもって、全国少年少女大会に送り出してくださり、ありがとうございました。