何をやってもダメ。うまくいかない時があること。
取り戻せない失敗。やり直せない時間。なかったことにはできない罪があるということ。
わかっているのにやめられない。やらねばならないのに、うごけない時があること。
このままいけば、どんどん悪くなるとしか思えない状況があるということ。
だんだん老いていくということ。年々出来ることが減っていくということ。
やがて肉体は死を迎える、ということ。
限りあるわたしたちには、死から蘇らされたキリストの復活を、
そして自らの復活を必要とする理由が、実は山ほどあるのです。
「キリストの復活」は、私たちとって、空想話でも絵空事でもありえません。
まさに今、どのような人生のステージに置かれているとしても、
失望せず、今を生きぬいていく、命と希望の源なのです。
「十字架の苦しみ」は「復活の喜び」へと至る。
主イエスにおいて、天の神が明らかにした、この希望を知る人々による、喜びの祭典。
それがわたしたちのイースターです。
「神は、主を復活させ、また、その力によってわたしたちをも復活させてくださいます。」(1コリ6:14)