「東日本大震災から13年を数えての祈り」
藤井 秀一
明日は2011年に起こった東日本大震災から、13年目の3月11日です。
毎年、わたしたちの教会では、東北のバプテスト教会から送られてきた、祈りの言葉を共に祈り、心を合わせてきました。
今年も送られてきた祈りの言葉を以下に記します。
「主よ、東日本大震災から13年を数えました。私たちは今日、あの日の出来事を思い起こします。広い地域でたくさんの被害を受けました。家族や友人を亡くし、故郷、生活、仕事など、様々なものを失いました。大きな分断の痛みと悲しみ、深い喪失感の中、今日まで歩んできました。何年経ってもまだまだ心の深いところにある闇は埋まりません。しかし、あなたへの期待と、あなたの「共にいる」という約束、さらに多くの人々の祈りと励ましの中、今を生きています。これからも、今日を生き、明日に向かう力と恵みを与えてください。そして悲しみの中にある方々や、痛みを持つ方々と心を合わせ、一つにしてくださり、一緒に行くことが出来ますように。特に、能登半島地震をはじめとした、さまざまな国や地域での自然災害、被災の方々へ祈りを合わせます。
<ここで、それぞれの言葉で、週報の報告にある「祈りの課題」をお祈りください>
たくさんの祈りの課題を覚え、被災の方々や世界で新たに起こる苦難の方々と共に祈りつつ、支え合い、子どもたちにこの経験を伝えながら心を高くあげ、前に向かって進むことができますよう、主よ、導いてください。そして主よ、あなたの平和が実現しますように。私たちの信仰をいつも新しくし、希望に生きる者としてください。救い主イエスキリストのみ名によって祈ります。アーメン」