「全国青年大会を終えて」     H.M.兄

お祈りをもって青年大会に送り出して頂いたことを、教会の一人一人のみなさんに感謝いたします。

今回僕は全国青年大会に初めて参加しました。青年大会では年齢の幅が広く、下は僕の年齢から上は40代まで様々な層の人と深く交われる機会があり、今まで経験してきたキャンプとはまた違った経験ができました。

今回のこのキャンプのテーマは「MP+C」ミッションポッシブル+C、このテーマはイエス様の生涯を見て、そこから私たちに与えられている使命を見つけよう、またその使命を行う際に様々なCが与えられるということです。

それはConnection(つながり)だったり、Character(人格)だったり、何よりChrist(イェス様)を見つめつつChurch(教会)に仕えていこうということを再確認するという深いテーマでした。

講師の高崎教会の森先生のメッセージがとても深く、聖書から語られているイエス様の生涯をヨハネ福音書、マタイ福音書と二日間かけてお話をいただきました。一番心に残ったメッセージが、二日目に話された、「イェス様の死に意味づけをしてはならない、僕らがイェス・キリストを殺したんだ」という言葉です。ずっと教会で育って、何の疑問も持たないでいた僕にとってこの言葉はとても重かったです。

イエス・キリストは私たちの罪の為に代わりに死なれた、そのことをまるで僕らの為に死んだと捉えていた自分がいて、そうではなくどうしようもない僕らの為に代わりに犠牲となった、僕らが殺したんだなど色々考えさせられました。また今回のキャンプを通して、バプテストの良さを改めて感じました。

僕は個人的に様々な教派の方と仲良くしてもらっていますが、なかなか聖書を読んでの感想を自分の言葉で言い表すということを他の教派ではしません。しかし今回のキャンプでの分かち合いの時間で、疑問に感じたこと・素直に感じたことを言える、共有できることは、とても恵まれた時間であり、考えさせられることも沢山ありましたが、良い交わりの時だと思いました。今回青年大会に参加することができて、本当に沢山の恵み、使命を考えさせられました。

ここで終るのではなく、これからまた自分を見つめなおして、キリストに・教会に仕えていくことを再確認していきたいです。

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