「人事を尽くして、天命を待つ」ということばを聞くことがあります。
わたしたちも、さまざまな課題に対して、まずやれるだけのことをやって、あとは神さまに委ねましょう、という意味で使うことがあります。
しかし実はそれは人の努力が出発点になっています。
そうではなく、この世界は神が造り、神が導かれている歴史であり、途中にはさまざまな困難があろうとも、やがて主イエスが来られ、聖書の言葉は完全に実現されるから大丈夫、というのがわたしたちの信仰です。
目の前の状況がどうであれ、神は今日も働き、神の言葉は今日も新たに告げ広められ、今日も新たに実現しています。
その「天命を信じて」「人事を尽くす」それぞれの小さな歩みを、今週も共に歩みだしましょう。
「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」(ルカ4:21)