「神の国とパラダイス」(2017年4月9日 週報巻頭言 牧師 藤井秀一)

今日の礼拝メッセージの題は「今日ともにパラダイスに」です。主イエスが言われた、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。」からつけられました。「楽園」と訳された元のギリシャ語が「パラダイス」です。

「パラダイス」のもともとの意味は、壁で囲まれた庭園ということでした。旧約聖書のギリシャ語訳では、エデンの園をあらわして「パラダイス」と使われています。(イザヤ51:3)

 新約聖書では3か所「パラダイス」という言葉が出てきます。使徒パウロの手紙に「彼は楽園にまで引き上げられ、人が口にするのを許されない、言い表しえない言葉を耳にしたのです。」(Ⅱコリ 12: 4)とあるのと、

黙示録の「耳ある者は、”霊”が諸教会に告げることを聞くがよい。勝利を得る者には、神の楽園にある命の木の実を食べさせよう。」』( 2: 7)という箇所です。

どちらの「楽園」も、死んだ後に行く「場所」という意味ではなく、この地上で体験できる事柄と受け止めることができます。

主イエスは「今日わたしと一緒に神の国にいる」と言わず「パラダイスにいる」と言われます。「神の国」と「パラダイス」の違いはなんなのでしょう。

一つ言えることは、やがて完成することを待ち望むのが「神の国」ならば、「パラダイス」とは、「今日」主イエスがともにおられる現場そのもの、ということなのです。

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