2023年1月1日主日礼拝ダイジェスト

聖書:エフェソの信徒への手紙1章15節〜23節

メッセージ「教会はキリストの体」

https://youtu.be/CjA4EzamFb8

 

週報巻頭言 「2023年の最初の主日に」 藤井 秀一

主暦2023年を、共に迎えることができましたことを、主に感謝します。
新年を迎えると、この国では多くの人々が神社に初詣に出かけます。それは、神社の
祭る神に「礼拝」をしに行くためというより、どこの神社の神であれ、賽銭を投げいれ
て、自分の願い事を聞いてもらう神との「取引」のために出かけていると言えます。な
ぜなら「神への礼拝」の本質は、自分が神を動かそうとするのではなく、神の御心に自
分が従い、動かされることで、自分自身を神に捧げることであるからです。
2023年の最初の主日。今日もわたしたちは、その「礼拝」を主なる神に捧げます。
さて今日の主日礼拝では、今年度のみ言葉として3月の総会で選び取った、エフェソ1
章23節の言葉にあらためて耳を傾けます。
「教会はキリストの体であり、すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておら
れる場です。」エフェソ1章23節
教会とは、キリストを信じる人々の集まり。目に見えないキリストを頭として、共に
つながり、祈りあい支え合う共同体。キリストの体です。
かつて存在した、家族、地域の繋がり、支え合いの関係が失われ、むき出しの個人
が、さまざまな苦難に直面するようになったこの時代。キリストの愛と恵みの豊かさ
と、共に生きる喜びを知ったわたしたちは、キリストの体として、なにを選び取り、な
にを行うことが、今の社会において、主の愛の御心に適うことかを主に祈り、聴き、共
に主に従う道を歩んでいきたいと願っています。2023年もよろしくお願いします。

 

関連記事

  1. 「献げる人の豊かさ」(2018年7月15日 週報巻頭言  牧…

  2. 「わからないことがあっても大丈夫」(2017年11月5日週報…

  3. 「自分を愛する」ことと「自分だけを愛する」こと(2016年1…

  4. 「ことば」を食べる(2015年4月19日週報巻頭言 藤井牧師…

  5. 「恐れから解き放つ神の言葉を」(2018年3月11日週報巻頭…

  6. 「物語は続いている」(2017年5月21日週報巻頭言 牧師 …