「信仰と科学」(2017年7月16日週報巻頭言 牧師 藤井秀一)

7月から教会学校において、「創世記」を読み進めています。
 
 さて創世記に書かれている天地創造の物語は、もちろん進化論とか創造論といわれる科学の領域の話ではなく、この天地は神によって造られたという世界観、信仰の事柄が語られています。
 
 そもそも、科学が扱える領域は、再現性があり、実験により検証できる領域です。ですから、この世界の初めのこととか、キリストの復活のような、再現性のない、実験によって検証のできない出来事は、科学では扱いようがありません。
 
 その意味でいうなら「進化論」も「創造論」も「世界の初め」についてはなにも語っていないし、なにも語れないのです。語ってしまった瞬間に、それは「科学」ではなく「信仰」となるからです。再現性がなく、実験によって検証できない事柄、領域について語ることができるのは、「科学」ではなく「信仰」です。
 
 そういう意味で、実は、信仰と科学は対立しないのです。扱う領域が違うからです。ゆえに科学的でありながら、同時に天地を造られ、イエス・キリストを復活させた神を信じることに、なにも矛盾はないのです。

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