礼拝を行う会堂には、会堂全体がオルガンの響きに包み込まれるような工夫がなされています。
その一つが、スピーカーです。
会堂正面の写真ですが、スピーカーが6個も配置されているのがわかりますか。
まず、マイクの音声を中心に流すスピーカーです。これが左右の扉の上に一つずつ2個あります。
次にオルガンの響き全体を流すスピーカーが、十字架の下の方、中央に近いところに左右一個ずつ2個あります。
もう一組、オルガンの高音部を担当するスピーカーが、両サイド上部に一個ずつ2個あります。
もう一度、正面を見てください。6個のスピーカーがお分かりいただけますか。
したがって前の方に座ると、オルガンの響きが空から降ってくるような印象を受けます。
後ろの方に座っても、オルガンの響きが会堂前面から、さえぎられることなく直接伝わってきます。
そして、もう1個、スピーカーがあります。
それは会堂の後ろの方です。
お分かりになりますか。後ろの隅に、オルガンの低音部を担当する大きなスピーカーが1個あるんです。
これら7個のスピーカーによって、会堂全体がパイプオルガンの響きで満たされます。
ですから、オルガンの響きに心地よく包みこまれて賛美することができます。
もちろん、CDを聞くこともできます。
あまりに音響がいいので、CDによる名曲鑑賞会を開いてしまいました。
あなたにも、ぜひ体感していただきたいものです。