「夏休みの出来事」      O.K.さん(中学1年生)の夏休みの作文

私は、夏休みに、合宿に行ったり、部活や勉強をしたり、教会へ行ったりしました。

そこで私は、一つ、大きなことに気がつきました。今までは「人は皆、同じぐらい、できることや、できないことがある」と思っていました。つまり、Aさんは、勉強ができて美人だけどスポーツは苦手、Bさんは、スポーツ万能で歌もピアノも上手だけど、勉強はパッとしなくてそれほど美人でもない…というように、人は得意なことも苦手なこともあるけれど、全体としてみればみんないっしょ、という風に思っていました。しかし、中学に入り、自分よりも、勉強、スポーツなどができ、更に性格もよいという人がたくさんいることに気がつきました。その人たちは、私がみる限り、私よりもすべてのものが優れていると思います。だから、私が今までずっと思っていた、人は皆、同じぐらいできることも、できないこともあるのではないかという考え方に疑問を感じはじめました。そして、この夏休みに、自分で勝手に思っていたことが間違っているということを、ある讃美歌によって、知りました。私の通っている教会で先日、バプテスマ式があり、二十代の女の人が信仰告白をしました。そのとき歌った讃美歌です。その讃美歌は、学校で歌っている讃美歌とは種類がちがうので、番号は分かりませんが、紹介します。

 

「神の作品として生きる」

1.  自分を受け入れられず 人を傷つけていた

だれかと比べてみては ため息ついていた

でもキリストの愛に  出会って知った

かけがえのない たったひとつの命だと

神の作品として生きる イエスのあしあと

踏みしめて 変えられること

おそれずに歩む どこまでも

I follow You Lord

2.  何のために生きてるか わからなくなっていた

答え見つからなくて  暗闇でもがいていた

でもキリストの愛に  出会って知った

ひとつひとつの命には 目的があると

神の作品として生きる イエスのあしあと

踏みしめて 変えられること

受け入れて歩む どこまでも

I follow You Lord

3. 痛み悲しみの声  聞こうとさえしないで

心に壁を立てて  届こうとしなかった

でもキリストの愛に 出会って知った

分かち合って生きる 恵み与えられてると

神の作品として生きる イエスのあしあと

踏みしめて 変えられること

喜んで歩む どこまでも

I follow You Lord

 

私はこの讃美歌を聞いて、私達一人一人は神さまの作品だから、だれかと比べて、ため息をついたりしなくて良いということに、気づかされました。また、この讃美歌を聞くと、心がとても温かくなります。だから、自分を受け入れられなくなった時、だれかと比べて、悲しくなった時は、この讃美歌を思い出したいと思います。

 

 

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