「神学生を覚えて」(2018年6月24日 週報巻頭言 牧師 藤井秀一)

6月24日~7月1日まで神学生を覚えて祈り捧げる「神学校週間」です。男性グループが礼拝の奉仕。メッセージは東京バプテスト神学校の吉村知子神学生です。

 

東京バプテスト神学校(以下 「東バプ」)は夜学の神学校です。昼間は仕事をして、夜に学ぶ神学生もいます。当教会では中根淨神学生が専攻科在学中。そして私も「東バプ」出身です。

わたしの場合は、当時陸上自衛隊で勤務していた埼玉県の朝霞駐屯地から、仕事が終わったあと、当時神学校の教室があった中目黒の恵泉教会まで、車で数年間通い続けました。

仕事の都合でいけない日や、遅刻したり、疲れて授業中眠り込んでしまった日もありました。寮から外出できる人数の枠が限られているのに、毎日のように外出許可をもらなくてはなりませんでしたが、職場の上司も仲間たちも、「神学校」という不思議な学校に通いつづける私を、責めもせず、温かく見守ってくれました。その分、彼らと過ごす昼の間、共にどう生きるのかと、チャレンジを受け続けていたと思っています。

どの「神学生」も、それぞれに与えられた現場で苦闘しながら、主のために学んでいます。教会の祈りと、具体的な献げものをもって、神学生を支えていきましょう。

「(イエスは)弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。・・・・」マタイ9:37

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