「響きあう仲間へ」 (2016年2月7日 週報巻頭言 藤井牧師)

オーケストラが美しいハーモニーを奏でるためには、互いの音をよく聞きあわなければなりません。指揮者とともに、演奏者が互いの音に聞きあい心を合わせるとき、美しいハーモニーが生み出されます。

わたしは昔、ブラスバンドで管楽器を吹いていました。特に学生時代は、自分がバンドの中で一番上手になるのだと人一倍頑張り、それゆえに下手な友人を心のどこかで見下していたのです。合奏では隣で吹く人の音をよく聞きませんでした。自分が出している音さえ間違えなければ良いと思っていたのです。そんな自己満足な音が、バンド全体のハーモニーを壊していたことにその時は気付きませんでした。

さて福音書では、主イエスの弟子たちが「だれが弟子の中で一番偉いのか」と議論していたとあります。彼らもこの時、自分のことしか興味がなかったのです。やがて主イエスの十字架と復活、聖霊降臨のあと、彼らは真の意味で、共に生きる仲間へとなっていきます。

私たちも、主と互いに聴きあい、この時代に神の国の美しいハーモニーを証していく仲間になっていけますように。

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